女子陸上界期待のホープとして注目される『田中希実』さんについて記事にしました!
田中希実選手は、1500m、3000m、5000mを競技の主戦場としているトラック競技者です。駅伝のように個人でもありチーム戦でもあるものと違って、自分ひとりでの孤独な戦いです。
そんな孤独な戦いに立ち向かい、日本人が到達していない領域を見据えているに違いない田中希実選手についてプロフィールなどを紹介していきます。
田中希実のwiki風プロフィール紹介!西脇工業から同志社大学へ
名前 | 田中希実(たなか のぞみ) |
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生年月日 | 1999年9月4日 |
年齢 | 19歳(”19年1月現在) |
星座 | おとめ座 |
出身地 | 兵庫県 |
中学 | 小野南中 |
高校 | 西脇工業高校 |
大学 | 同志社大学 スポーツ健康科学部(18年4月から) |
所属 | ND28アスリートクラブ |
項目名 | 兵庫県 |
<主な成績>
2014年 | 都道府県対抗女子駅伝 8区 区間賞 |
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2015年 | 都道府県対抗女子駅伝 8区 区間賞、第70回国民体育大会 少年B1500m 優勝 |
2016年 | 第100回日本陸上選手権 1500m 2位、第71回国民体育大会 少年A3000m 2位 |
2017年 | アジア陸上選手権 1500m 4位、全国高校陸上 1500m・3000m 2位、第72回国民体育大会 少年A3000m 優勝 |
2018年 | アジアジュニア選手権 3000m 優勝、第102回日本陸上選手権 5000m 2位、世界ジュニア選手権 3000m 優勝、第73回国民体育大会 成年女子5000m 優勝 |
- 持ちタイム:3000m「8分54秒01」、5000m「15分15秒80」
中学時代からその才能を存分に見せつけていた田中希実選手は、西脇工業在学中に全日本選手権1500mで2位に入るなどの好成績を納め、社会人と遜色ない走りを見えていた。
高校卒業後は、同志社大学のスポーツ健康科学部に進学するも、陸上部には所属せずに尼崎市を拠点としたND28アスリートクラブに所属し陸上競技を続けることを選択。
2018年は、クラブチームに所属した1年目となったが素晴らしい活躍を見せてくれた。アジアジュニア選手権 3000mにおいて優勝、世界ジュニア選手権 3000mでは自己ベストを更新しての優勝。
日本陸上選手権では1500mでまさかの予選敗退となってしまったが、5000mでは自己ベストを更新して2位に入った。国民体育大会では優勝を飾り、まさに大活躍を見せた1年となった。
10月に開催された秋季新潟県記録会にいいては、15分15秒80とこれまでの自己ベストを15秒以上更新する記録を出しているが、これは20歳以下では日本歴代2位の記録にあたる。
今後は、2019ドーハ陸上世界選手権への出場を目指し5000mに力を入れていくことになるでしょう。
田中希実さんの父親と母親も陸上競技者
田中希実の父親は『田中健智(かつとし)』さんで、元陸上長距離選手。福岡国際マラソンなどに出場した経験を持っているそうです。
母親の『田中千洋(旧姓・小倉)』さんも、長距離選手で、北海道マラソンにおいて2度の優勝を誇っている選手だったんです。
このお二人の遺伝子を存分に受け継いだ希実さんですから、将来はトラック競技からマラソンへ移っていく可能性もありそうですね。
ただし、目下の目標は1500mや5000mで世界大会で結果を残していくことでしょう。
まとめ
兵庫県高校総体 女子3000m
2連覇した田中希実さん(西脇工3)のラップ
3:03
6:15(3:12)
9:09(2:54)
ラスト400mは66秒!
兵庫IH1500m3連覇を逃した鬱憤を晴らすかのような強烈なスパート
近畿IHで1500m3連覇、3000m2連覇を目指す pic.twitter.com/xWjqsqb80e— muroya01 (@moroya0117_1982) 2017年5月28日
今回は、陸上中距離界のホープ・田中希実選手について記事にしてきました!
2020年東京オリンピック出場を見据えているはずの田中希実選手。トラック競技では、5000mで出場と上位進出を狙っていると思いますが、その可能性は十分にあるのではないでしょうか。
5000mも大幅に記録を更新してきていますし、福士加代子さんが唯一記録している14分台の壁もクリアしていけるかもしれません。
それでも、世界記録とは大きな差があるのですが、まずは日本記録を樹立して5000mでは国内敵なしと言われるくらいになって欲しいところです!